流れ星の、長さ2007年10月17日

 中秋の名月の、次のお月さまが地球照を映すようになって、ようやく秋らしくなってきたね。風が気持ちいい。
 
 何日か前にね、流れ星を見たよ。おっきいやつ。
 別に、空を見上げながら歩いていたわけではないけれど、はっと息をのむくらいの明るさ。
 飛行機にしては明るいな、と思うくらいの位置にホバリングしているヘリコプターのサーチライトが、突然僕に向けられた、くらいの明るさ。
 僕の部屋から見える、淀川の花火大会で打ち上げ途中の花火の光が直径2mmくらいとすると、体感直径7mmくらいの明るさ。
 つまり、なんとか流星群、とかいって見える流れ星なんか、比べものにならないくらいの大きさと明るさ。
 
 もちろん、ぴゅって流れて、すぐ消えちゃったんだけどね。
 
 そうやって、偶然流れ星に出逢うことって、本当に時たまだけれども、何回かあって。すごく得した気分だよね。
 それは、下を向いて歩いていて、偶然百円玉を見つけるよりもずっと得した気分だよね。だから、僕は歩いているときにぼおっと上を向いているのかも知れないな。
 こぼれる涙なんて、ないけどね。
 
 それはさておき\(^^\) (/^^)/
 その時に思ったのはね、その流れ星の大きさや明るさ、それから長さって、どう表したらいいんだろう、って。
 星の明るさは、何等級っていうんだっけ。でも大阪の空では、お月さまと金星と、それくらいしか見えなくて。オリオンも、今年はまだ見てないなあ。
 しかも、どの星が何等級か、知らないし。
 
 明るさはまあ、さっきみたいに表現してもいいのだけれど。
 流れ星って、流れるじゃない。
 その、流れた長さも、結構重要だよね。何に重要なのかは知らないけれど。
 このまえ見た、おっきな流れ星は、燃え尽きるまで時間がかかったのだろうけれど、結構長い間流れてた。
 その、時間でもいいし距離でもいいのだけれど、どうやって表したらいいんだろう、って、ずっと考えてたんだ。
 
 で、思ったのだけれど。
 角度で表す、っていうのはどうだろう。
 小学生の頃、天球儀、って理科の時間に遊んだよね。透明なプラスチックでできた、半球で。一時間ごとに、影が真ん中に来るようにして太陽の位置をマークしたりして。
 その天球儀上を流れ星が流れたとして、それが真ん中から見たら何度くらいの角度にあたるのか、って。それが流れ星の長さ。
 
 残っているイメージを、家にあった分度器で測ってみたらね。僕がこのまえ見た流れ星は、大体20度くらいかな。なんとか流星群とかでよく見る、普通の流れ星は、大体(僕のイメージで)3度とか5度くらいだから、やっぱり長いよね。
 
 これくらい長いと、お祈り三回、唱えられたかも知れないね。
 
 なんてお祈りしたらいいか、次のチャンスまでに考えとこ、っと。
 
 ただ、それだけのはなし。