SURVIVE STYLE 5+ 浅野 vs. 関口現2005年12月05日

 紹介順は順不同だからね。この映画が特に重要だとか、最高傑作だとかいうわけではないのだけれども。
 なんで一番バッターかっていうとね、いま観たばっかりだから。単純でしょ。
 
 同じ女を何度も殺す男、催眠術で鳥になった父親、才能のないCMクリエーター、間抜けな空き巣、ガイジンの殺し屋。そんなヘンな連中の物語が勝手気ままに進行して、ホンの時たまおたがいのストーリーが交錯して。
 なんて書くと難しそうだけれども、ただのスラップスティックコメディ。
 
 関口現っていう監督はたぶん新人さんで、僕は知らないのだけれども。それぞれの物語をうまく見せつつ、テンポ感ある切り替わりで、なんも考えさせずに2時間走り抜ける。
 浅野くんは、同じ女を何度も殺す男なんだけれども、ほとんど喋らない。年々セリフが少なくなっていく印象があるんだけれど、この映画の前半って、ほとんど喋ってないよね。いいけれど。
 だからといって、渋系ではなくってあくまでコメディなんだけどね。
 
 はなしの切り替えのスムースさと、映像の見やすさと綺麗さと。そして、岸部一徳のうまさ(^_^)。
 結構好きだなあ。
 浅野忠信度は5段階で4くらいかな。
 
 あ、そうそう。
 映画にストーリーだとか、涙だとか、意味だとかを求める人には、絶対に向かない映画です。
 楽しけりゃあいいんだよ、っていう人には、お勧めだけれども、ね。
 
 ただ、それだけのはなし。

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