Transfomers2007年08月21日

 実は僕はね、ずうっと間違えていたんだよね。あの作品が、スピルバーグ、マイケル・ベイで映画化されるって聞いたときから。
 そう、確かにタイトルは知ってたんだけどね。
 トランスフォーマー、って。
 でも、僕の頭の中の映像は、やたらリアルな、ゴールドライタンだったんだよね。
 
 もちろん、違ったのだけれど。
 
 なんでそんな勘違いをしたかっていうと、多分、僕はよく知らなかったんだよね、トランスフォーマーを。
 トランスフォーマー、っていう、ディストーションばりばりの声の響きは良く覚えてるんだけれども、それって多分、プラモデルかフィギアかなんかのCM仕込みなんだよね。
 だから、僕は、この元ネタを観た記憶が、ないんだよ。実は。
 
 まあ、ゴールドライタンを知ってる人もそうはいないだろうから、どっちでもいいちゃあどっちでもいい話なんだけどね。
 でも、ハリウッド版ゴジラの大ファンの僕としては、やっぱり見逃すわけにはいかないんだなあ。日本発のロボットものの、ハリウッドリメイク。しかもスピルバーグとマイケル・ベイ。ドリームワークスのヒットメーカーが威信をかけて造ったロボットもの。たのしそうじゃない。
 
 もちろん、楽しかったんだよ
 もう、ね。ロボットの変形シーンとか物語とか、そんなの物理的にあり得ないだろうとかそういうことは全く気にしないで。
 楽しければいいじゃない。
 そういう人じゃなかったら、楽しめないのかも知れないけどね。
 後半のクライマックス、ひたすら続くドンパチ。
 プライベートライアンの怖さもなければマトリックス3の退屈さもないCGバリバリ万歳の戦闘シーン。それも十分魅力的なのだけれども。
 それだけじゃなくって、teenのお約束のgrowin' upものとしても楽しめて、しかもおネエちゃんかわいくてsexy。
 しかも、って続くけれど、強大な力に伴うresponsibilityについても忘れずに言及されていて。
 
 つまりは、ネタの有名無名を別にすれば、スパイダーマンに匹敵する、カリブの海賊なんか問題にならないエンターティメント。
 
 昔々、エスエフなんて子供だましだ、って後ろ指さされたけどね。
 子供だましのエスエフを、いい大人が真剣に造ると、こういうモノができるんだよね。
 別に、いい大人に真剣にのめり込めとは云わないけれど。
 こういう映画を気楽に楽しむ余裕、持ってたら、もう少し楽に生きられるかもね。
 
 ただ、それだけのはなし。

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