東京ゾンビ 浅野 vs. 佐藤佐吉2006年03月09日

 B級映画って、好きなんだよね。A級を狙ってB級になっちゃった恥ずかしい映画じゃなくって、最初から狙って作ったB級映画。
 
 僕の中のB級映画っていうのはね、上映中は思いっきりはらはらどきどきして、映画館出たとたんにみんな忘れちゃうような、そんな映画。エンターティメントの王道ね。制作費とかは関係なし。
 
 関係無しとはいっても、この東京ゾンビは安く作ってるよなあ。
 東京のど真ん中に、あらゆるゴミが捨てられて、黒富士っていわれているゴミの山があって。ある日その黒富士からゾンビが生えて東京を襲う。哀川翔、浅野のジュージュツコンビは戦いを挑むが哀川がゾンビに噛まれて離脱。浅野も追いつめられて川に。。。
 そのまま何年か過ぎて、世界はゾンビが支配していて。浅野はゾンビ相手のグラディエーターとして細々と生計を立てている。その浅野の前に、最強のゾンビが現れて、、、

 まあ、ストーリーはどうでもいいんだけれど。アフロの浅野くんに、ハゲの哀川翔。張りぼての黒富士と、金持ちの人間の街。
 狙って作ったB級っていうより、企画や制作費のせいでB級しかできないんだバカやロー、って開き直って作ったB級映画。いいよなあ。
 
 もちろん、B級映画の大御所(ってのもヘンだけど)、哀川翔と、たまにしか出ないけれどB級大好きそうな浅野くんの黄金コンビ。はじけぶりでは浅野・永瀬コンビよりも数段上だね。
 素朴なジュージュツバカの浅野くんは、久しぶりによく喋る役で、なんと結構浅野度も高いよね。
 監督の佐藤佐吉っていう人はよく知らないのだけれども、長編は初めてらしい。結構楽しい開き直り方だし、照れない演出はいいなあ。とりあえず、哀川翔と浅野くんにOKもらっただけでも合格です。

 ただ、それだけのはなし。

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