Swingin' Stride by Michiko "Riko" Ogawa ― 2008年01月25日

この頃、国内版のジャズやクラッシックのCDをめっきり買わなくなったのだけれども。
出たときからずっと気になっていて、でも3000円は高いなあ、って思っていたCDが、AMAZONで割引になってたから買っちゃいました。
小川"RIKO"理子の、Swingin' Stride。
2年くらい前に出たんだけどね。
国内の、というより最近のジャズ事情にとんと疎い僕は、当然のごとくこのRikoを知らなかったのだけれども。
ただ、ちょうど、wowowで、クリント・イーストウッド監督のピアノジャズっていう映画をやったくらいだったんだよね。これは、マーティン・スコセシのブルースプロジェクトで、ブルースにまつわる劇場映画が7本くらい作られたうちの一本なのだけれど。ただ、イーストウッドが劇場公開を拒んだらしくって、宣伝用に先行でテレビ放送したんだよね。
このピアノジャズ、昔の、ブルース弾きやその家族を訪ねていって、思い出話とちょっとピアノを弾いてもらおう、っていうドキュメンタリーなんだけど。
じいさんばあさんが出てきて、思い出話をしながら、あいつのリズムはこうだったけど、わたしならこう弾くよ、みたいな感じでポロンポロンピアノを弾くんだけれど。もう、どうしようもなくかっこいいんだよね。
その、かっこいいピアノの中に、ストライドっていう弾き方があって。左手の跳躍でリズムをとりながら、ブギウギみたいに弾く、って感じなのかな。ブギウギとどっちが前後なのかは知らないけれど。
要は、聴いてるだけで身体が跳ねてくる、そういうピアノ。
ジャズのルーツを探る映画に出てきたくらいだからね、20年代とか、下手すれば100年前くらいのスタイルなんだけれど。
それをポンニチの、若いおねえちゃんがやるってんだから、興味もそそられるよね。
っていうわけで、遅ればせながら聴いてみたよ。Rikoの、ストライド。
これがねえ、ご機嫌なんだよね。
ピアノは、ね。
スタイルは、古式ゆかしいストライドなんだけれど(多分ね)、SMAPとかビートルズとかの曲も入れて、ちょっとモダンさを出して。そういうの嫌いじゃないのだけれど。
ピアノは、ね。
ただ、唄も歌ってるんだよね。
その唄が、さ。
もちろん、商業CDに入っている歌だから、別に下手ではないのだけれど。
とってもわかりやすい唄。そういうとぴったり来るんだよね。
英語で歌ってるのに、なんていってるか、よく聴き取れる。
それは、あんまり英語の発音じゃないのではないかなあ、と思ってしまうくらいに、ね。
ライナーを見たら、この人は天下の松下電器(そのうちパナソニックになっちゃうんだっけ?)の社員さんで、フルタイムのプロのミュージシャンではないんだね。
別にそのことをとやかく言うつもりはないけれど。でも、ひとたびCD屋さんで売られているCDに、僕のおさいふからお金を出して買ったCDにそういうことが書いてあると、なんかエクスキューズに聞こえちゃうよね。
最初に聴きながら、ライナーを見てたせいで、余計に唄が気になったのかも知れないけれど。そういう耳で聞くと、ストライドも何となく、、、とか聞こえて来ちゃってね。
でも。
ちょっとしゅん、とかしているわけではなくってね。
今は、目覚めの音楽として毎日威勢よく鳴ってるよ。
ほぼ100年も前から鳴ってる、素朴な響きだからね、パートタイム・ミュージシャンが鳴らす音って、良い感じなのかも知れないね。
あ、このRikoさんは、まずアメリカ出だしたアルバムが現地で評価されて、日本に逆輸入してきたっていう、きちんとしたミュージシャンです。
素人が趣味で出している、っていうのとはちょっと違いますよ、っていうのだけ、断っておくね。
ただ、それだけのはなし。
出たときからずっと気になっていて、でも3000円は高いなあ、って思っていたCDが、AMAZONで割引になってたから買っちゃいました。
小川"RIKO"理子の、Swingin' Stride。
2年くらい前に出たんだけどね。
国内の、というより最近のジャズ事情にとんと疎い僕は、当然のごとくこのRikoを知らなかったのだけれども。
ただ、ちょうど、wowowで、クリント・イーストウッド監督のピアノジャズっていう映画をやったくらいだったんだよね。これは、マーティン・スコセシのブルースプロジェクトで、ブルースにまつわる劇場映画が7本くらい作られたうちの一本なのだけれど。ただ、イーストウッドが劇場公開を拒んだらしくって、宣伝用に先行でテレビ放送したんだよね。
このピアノジャズ、昔の、ブルース弾きやその家族を訪ねていって、思い出話とちょっとピアノを弾いてもらおう、っていうドキュメンタリーなんだけど。
じいさんばあさんが出てきて、思い出話をしながら、あいつのリズムはこうだったけど、わたしならこう弾くよ、みたいな感じでポロンポロンピアノを弾くんだけれど。もう、どうしようもなくかっこいいんだよね。
その、かっこいいピアノの中に、ストライドっていう弾き方があって。左手の跳躍でリズムをとりながら、ブギウギみたいに弾く、って感じなのかな。ブギウギとどっちが前後なのかは知らないけれど。
要は、聴いてるだけで身体が跳ねてくる、そういうピアノ。
ジャズのルーツを探る映画に出てきたくらいだからね、20年代とか、下手すれば100年前くらいのスタイルなんだけれど。
それをポンニチの、若いおねえちゃんがやるってんだから、興味もそそられるよね。
っていうわけで、遅ればせながら聴いてみたよ。Rikoの、ストライド。
これがねえ、ご機嫌なんだよね。
ピアノは、ね。
スタイルは、古式ゆかしいストライドなんだけれど(多分ね)、SMAPとかビートルズとかの曲も入れて、ちょっとモダンさを出して。そういうの嫌いじゃないのだけれど。
ピアノは、ね。
ただ、唄も歌ってるんだよね。
その唄が、さ。
もちろん、商業CDに入っている歌だから、別に下手ではないのだけれど。
とってもわかりやすい唄。そういうとぴったり来るんだよね。
英語で歌ってるのに、なんていってるか、よく聴き取れる。
それは、あんまり英語の発音じゃないのではないかなあ、と思ってしまうくらいに、ね。
ライナーを見たら、この人は天下の松下電器(そのうちパナソニックになっちゃうんだっけ?)の社員さんで、フルタイムのプロのミュージシャンではないんだね。
別にそのことをとやかく言うつもりはないけれど。でも、ひとたびCD屋さんで売られているCDに、僕のおさいふからお金を出して買ったCDにそういうことが書いてあると、なんかエクスキューズに聞こえちゃうよね。
最初に聴きながら、ライナーを見てたせいで、余計に唄が気になったのかも知れないけれど。そういう耳で聞くと、ストライドも何となく、、、とか聞こえて来ちゃってね。
でも。
ちょっとしゅん、とかしているわけではなくってね。
今は、目覚めの音楽として毎日威勢よく鳴ってるよ。
ほぼ100年も前から鳴ってる、素朴な響きだからね、パートタイム・ミュージシャンが鳴らす音って、良い感じなのかも知れないね。
あ、このRikoさんは、まずアメリカ出だしたアルバムが現地で評価されて、日本に逆輸入してきたっていう、きちんとしたミュージシャンです。
素人が趣味で出している、っていうのとはちょっと違いますよ、っていうのだけ、断っておくね。
ただ、それだけのはなし。